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技術認定制度とは

腹腔鏡下手術は高度の技術を必要とするため、その技術が不十分であれば、危険な手術となってしまいます。
日本内視鏡外科学会では手術技術の審査(技術認定試験)を行っており合格者・合格率をホームページで公表しております。

 

ホームページより

「日本内視鏡外科学会技術認定制度は、各学会の定める専門医制度とは異なり、内視鏡手術に携わる医師の技術を高い基準にしたがって評価し、後進を指導するにたる所定の基準を満たした者を認定するもので、これにより本邦における内視鏡外科の健全な普及と進歩を促し、延いては国民の福祉に貢献することを目的とする。」

 

 
腹腔鏡下手術のエキスパート2人に実際の手術のノーカット映像を審査してもらい、安全に、正確に手術できるかの判定をしてもらいます。胃切除における合格率は毎年30%程度と難易度の高いものとなっております。
 
この試験に合格しているということは、学会により腹腔鏡下手術を安全かつ適切に施行する技術を有し、かつ指導するに足る技量を有していることが認定されたということになります。
 
この試験がすべてではありませんが、きちんとしたトレーニングを受けている医師かどうかは一目でわかるほど、技術力に差が出ます。
技術認定制度は腹腔鏡手術を受けたいと考えている患者さんがどこの病院で手術を受けるか判断する一考となると思います。
 
 
 
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